輸血FFP
輸血FFPは、採決後に分離した血液を?20℃で凍結したもので、使用する前に融解して投与します。
輸血FFPは、血液凝固因子の補充などに効果があります。
輸血FFPは、使用する直前に30?37℃で融解して3時間以内に投与しなくてはいけません。
一度融解したものを保存する場合には4℃で保管しますが、第V因子と第VIII因子は失活してしまいます。>_<
輸血をする前には、患者さんに輸血同意書を記入してもらい、そのサインなどの内容を確認します。
輸血というのは、自分以外の血液が身体の中に入ってくるわけですから、患者さん自身不安に思う事が沢山ありますよね。
点滴と同じように見えますけど、やはりもっと大きなものです。
ですから、患者さんに輸血についての説明を十分に行なって、不安が軽くなるように努めていますね。
輸血部からFFPの準備ができたとの連絡を貰ったら、ドクターに連絡して、病棟に上げて良いか確認をします。
FFPを病棟に上げたら、患者さんの氏名、血液型、輸血バッグの名前、単位数、製造番号、有効期限の全てを、
2人の看護師で確認します。
確認をした上で、血液製剤溶解液で37℃に設定して溶解します。
溶解の温度は、高すぎても低すぎてもいけないんですよね。
低温のまま輸血してしまうと、ショック症状を起こす場合がありますから、注意が必要です。(ー_ー)
ラインを繋ぐ際にも、患者さんの氏名、血液型、輸血バッグの名前、単位数、製造番号、有効期限の全てを、
再度チェックします。
最初は滴下速度をゆっくりにして、副作用がないか注意して観察します。
輸血後15分間は副作用などが起こりやすいので、観察を続ける必要があります。
副作用が起きた場合は、輸血を中止してドクターに報告します。