夜勤専従看護師

一般病院とがん専門病院の違いは?

一般病棟とがん専門病院の違いは沢山あります。

 

がん専門病院は専門ドクターが専門性の高い治療をするので、がんの方なら出来れば一般病院よりも専門病院を選んだほうが、より専門性の高い的確な治療が出来ると思います。

 

がん専門病院にも、緩和ケアの様に静かに安楽に最期が迎えられるようにサポートする病棟もありますし、抗がん剤やオペで積極的に治療をする病棟もあります。

 

大きな違いは、患者さんも家族も「がん」と言う病名を告知された上で治療をしていると言う点です。

 

インフォームドコンセントが行われるようになっては来ましたが、高齢の患者さんなどには家族の配慮から、がんである事を告知しないケースもまだあります。

 

その場合には本人が、がんだと知らないので、がん専門病院に入院したり治療をする事が出来ません。

 

医療の進歩で、以前は治す事が難しかったがんも、治らない病気から早期発見・早期治療で治す病気に変わってきていると思います。

 

それでも、がんと聞くだけで「死」を想像する患者さんや家族はとても多く、がんは怖い病気、死に直結する病気と言うイメージが強いようです。

 

本来なら患者さんが自分の病気や病状を良く理解したうえで、自分で治療の選択を出来るのが最適ですね。

 

がんの告知は怖いだけのものではありませんから、しっかりとドクターからの告知を受けて、自分で自分の体を良く知る事も大切な治療の1つだと思います。

 

一般病院とがん専門病院の大きな違いは、病状や病名の認識でしょうか。